2025.12.07
令和7年度 新潟市「特定外来生物防除等事業」を実施いたしました
ラムサール条約登録湿地である「佐潟」(新潟市西区)において、ハスをはじめとする在来種の保護と生態系の回復を目的とした「特定外来生物防除等事業」を実施いたしました。
近年、佐潟(下潟中心)ではハス等の生育が見られなくなっており、水質悪化や水位変動に加えて、特定外来生物であるミシシッピアカミミガメ等による食害が大きな要因として考えられています。
弊社は本事業のパートナーとして、専門家等のアドバイスのもとで効率的な防除体制を構築し、生態系の維持・回復から地域を巻き込んだ普及啓発までを網羅するプロジェクトとして運営いたしました。
■ 事業概要と防除実績
令和7年6月14日から9月10日までの期間、計26回にわたり、佐潟内の20箇所にトラップ(カゴ罠・カメポチャ等)を設置・回収する防除作業を実施いたしました。
総捕獲数:2,367個体
内訳: ミシシッピアカミミガメ 1,361個体
すべての捕獲個体について、オス・メスの判別やサイズ、重量の生体記録を緻密にデータ化し、地域の環境資源を守るための基礎データを構築しています。
■ 地域社会への接続:体験型環境教育と普及啓発活動
防除活動を持続可能なものにするためには、地域住民や次世代を担う子どもたちの理解が不可欠です。「外来種被害防止三原則(入れない・捨てない・拡げない)」を地域に根付かせるため、多様なイベントや教育機関と連携したプログラムを展開しました。
佐潟ファーマーズマーケット等での実践
防除のリアル」を伝えるブースを出展し、アメリカザリガニ釣り体験を通じた環境教育を実施。さらに、カメ堆肥を使って育てた野菜を地域住民に直接販売し、「環境保全が地域の食を支える循環サイクル」を可視化しました。小・中学校や地域イベントでの環境教育
地元の小・中学校での出前授業や、「生き物発表会」「にしかんマルシェ」等の多様なプラットフォームにおいて、ペットの遺棄問題など背景にある社会的課題を共に考えるワークショップを行いました。
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